職業体験が出来るテーマパーク

社会の仕組みを知るために

今と昔では子供の成育に親が助力しようと思えばなんだって出来る時代になっている。中でも個人的に興味深いと感じたのは『職業体験』というシステムの登場だ。職業訓練や社会に出た際に仕事とはどういうものなのかを学ぶために作られたレジャー施設になります。こうした施設は近年良く見られるようになり、多くの世帯で利用されているくらいだ。筆者個人はそうした施設には全くといって馴染みはありません、時代的には平成が始まったばかりの頃に幼少期を過ごしていたので今のこうした独特な仕組みは純粋に面白いといえる。もちろん社会進出した後の人間関係やら企業との軋轢、上司との接し方云々といった問題はさておいてだ。そんなところまでリアルに学ぶようなところではない、あったらトラウマものでしょう。子供社会にもそれなりに対人関係や学校での問題などは付きものなので、気苦労を重ねるようなところではない。

職業体験をする施設、職業体験スポットとも言われていますがここでは遊び感覚で世の中にある仕事を疑似体験して楽しむ事にこそ目的がある。社会に出た後の苦労はともかく、仕事をするとはどういうことなのかを知る意味では日々多くの親御さんに利用されています。

テーマパークとして

先にも述べたが筆者の父親はこうしたテーマパーク系の施設を一番に嫌う。そのためレジャーといえば野球観戦など、思い切り本人の趣味を優先されていたものだ。巨人ファンの応援やら、その他にも野茂選手がメジャー球団に移籍しての日本試合が行われた時も連れられていったが、死ぬほどつまらなかった記憶しかない。普通にテーマパークで遊んだという記憶に乏しいため、実際にこうした施設の面白さはいまだ理解できない部分もあった。

年月を経れば割りきって違う視点から見れるようになったからこそ、この職業体験が出来るテーマパークの面白さも見えてきます。今でこそ訪れた事のある人が多いだろう施設、その特徴は何を差し置いても『子供を優先とした施設』という点でしょう。とりわけ突出して見るべき特徴は次のとおりだ。

テーマパークの特徴

体験できる職業の数

大人はお断り、子供だけが入場できるアトラクションとして子供にとっても開放的で、親としては子供がどう動くかを見ることが出来ます。ここでも自律的に動けるか、それとも誰かに依存して動くかで左右されるものの、遊び場としては最高でしょう。そんなテーマパークで体験できる職業の数だが、テーマパークごとによって異なるものの少なくても30種類以上もの仕事が経験できるというのだ。将来なりたいものとして挙げられる職業はもちろん、他にもあまり取り上げられないような仕事も経験できることから好んで使用されている。

現実社会と異なるのは当たり前だが、仕事をすることの意義や目的、本人がどういう道を進みたいと感じるかは個々人に委ねられています。とはいえ、施設内での人気職業となるとやはり固定化される傾向にはあるので、体験の取り合いになりそうなのもお約束だ。

入場料について

そんな子供が楽しめる職業体験テーマパークだが、人気スポット故か懐事情のことを考えるとあまりお手軽価格ではない。いくらくらいかというと、子供は平均しても『4,000円前後』なのだ。対して16歳以上は大人認定されており、入場料金は『2,000円程度』となっている。60歳以上は『1,000円以下』と、子供が高くて大人が安いというテーマパーク入場料のお決まりが逆転しているのだ。

これはつまり大人と子供の双方が楽しむための施設ではなく、子供が何よりの主役だからこその妥当な値段設定と意味しているのでしょう。

行くだけの価値がある

テーマパークの値段設定については一番注目を集めているものといえば、ディズニーランドが今年は更に入園料を値上げしたという話題だろう。高く設定しても人気と需要は停滞しないという見通しなのかどうかはともかく、利用しづらくなったと感じた人もいるはずだ。とはいえ、ディズニーランドと職業体験テーマパークとを比較するのもどうかだが、子供のことを思えば断然後者のほうが良いと考える人もいるでしょう。

仕事をする年齢にはまだ先なものの、社会に出て仕事をすることの大事さと与えられる仕事をこなす責任といった、リアルに学べない部分を学んでもらいたいという親御さんも多いのでは。ただテーマパークという点が一番に来ているため詳しいことまで体験できるかといえばそうでもない。実際の現場に出て仕事を経験する、それは社会に出てからのお楽しみとみなしている人もいるでしょう。そこで壁にぶち当たると仕事って面倒だなぁと感じるのも、通過儀礼といえるはずだ。

子供を取り巻く職場体験について考える